2016年1月22日金曜日

今という、瞬間をつかむ

準備を重ねて開催された、小学校の学年活動は、無事終了しました。
出来上がりパターンは、3パターン、どれにする?

自分のこだわりの位置を探して、まず縫い付ける

子どもたちにとっては、慣れ親しんでいるおはなしかい開催時、「お決まりのアレ」と言われるほど、定着したかくれんぼ人形。
手に取る機会はほとんどなかったものを、いきなり製作することになり、材料を教室の机に並べる段階で、気になるようでまわりをウロウロ…時間短縮のために、休み時間に作り方を張り出しておくと、勝手に読んで予習してくれている。
興味があるからだ。

「作りたい衝動」に直結するしかけ作りは、準備する方は楽しい。どこから見ても、何を手にとってもいい状態にしておく。材料は、あらゆる刺激をあたえるパーツを、ふんだんに用意しておく。


そして、いざ製作に向かう子どもたちの姿は、本当に真剣で、なおかつ楽しそう。
更に、子どもの発想が柔軟で、力があることを証明する時間でもありました。

大々的にみんなの前に出て作品の発表 はしないものの、こっそりとできた作品を見せて、「工夫しました」、と静かにその自信を見せてくれた子、出来上がった瞬間の、「できたー」の気持ちを作品に向けるまなざしを、そっと見せた瞬間、格好いい!
そんな我が子らの瞬間を、逃さないでいたい。

後半に、この人形を登場させる際、私の心得とする言葉、
「一期一会」を紹介し言葉のプレゼントをしました。
世界には何十億人の人がいる。
その中で、私たちが出会える人はほんの、
ひとにぎり。
たから、そんな「今」を、
大切にしてほしいと。

私たちは過去の記憶にとらわれて 生きていくのではない 。
これから起こりうる 未来を不安とともに 生きるわけでもない。
たった今 、目の前にいる人 との縁を 心で感じて 、その瞬間を 生きるということが 「今を 生きる」 ということ。

それが、連鎖して人生がつくられていく。




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