2017年4月29日土曜日

見た目の威力

久々に知り合いに会った人から、その印象は「(気力が)みなぎってるね!」と、感想を頂きました。

毎日いろんな出来事があるけれど、それぞれ小さいことだけれど、そのどれもが自分の小さな糧になる。

自分には思いつかない感覚や刺激を、仕入れては考える。


その日、見たもの、聞いたこと、五感に関わるすべてのことが、自分に考えと想像を繰り広げる。


心も体も、自然界から見ればその一部。

自然から、不自然を学びつつ、それに麻痺することもあるけれど、時折びっくりすることは、こうしてふと可愛いお花に会えるとき、人の生命力に出会うとき。

2017年4月25日火曜日

成長道

人は今よりも成長するしか道はない。
これをどれ程深く認識するかで、その成長度合いのレベルは別れていく。

成長にはレベルがある。

今、自分はどれくらいなのだろう?
手っ取り早く、自分の認識した学習がどの程度現実的に活かされているかを、確かめる。

良いことを聞いたとき、学んだとき
①「ふーん」・・・その後自然消滅とくるか、

②「あ、知ってる。聞いたことある。前に聞いた。」程度か、

③「それって、こういうことでしょ。」と、話せるが悲しいかな、全部は思い出せない。
そして後から、「あの時思い出せなかったけど、こんなこともあったな」と、付け加えの説明が出てくる。

以上のように、頭の中の学習認識には、段階がある。
③はよくあることである。しかし、それで安心してしまう事が、癖になっていることに気がつく。

以上の①から③はどれも未来において、何一つ活かされない。
残念ながら時間の浪費を訓練しているだけである。

目指すは、
 ④人にわかりやすく説明でき、尚且つ行動がそれに一貫してむらなく行き届いていること、にある。

この③を超え、行き着いた④の世界は、比べ物にならない。
知識的に詳しいだけでなく、より深く語れ、言葉の言い回しがバラエテイーに飛ぶ。


気持ち新たに、「やる気一杯,頑張ることにした」という、娘はお祖母ちゃん曰く、「花の中学生」。

忙し早い,この時代に、逆行しながら成長する。

授業中、考えに考え、あともう少しでたどり着く答えに向かうその時、根負けした先生は、ついついせかしに口を出し、娘はヘソを曲げる。
「あーと、もーちょっとなのに~、先生は待てんのか。」
と、怒り、泣き出す。

・・・先生の待てん気持ちもわからんでもないが、 「まあ先生に、よく知ってもらうためにも、その気持ちを伝えてみなさい。」と、またもや必殺お手紙作戦が始まった。
今年から、担任の先生とやり取りする、日々のノートがあるじゃないか・・・。

いろいろと、思い出しながら、考えてみると、時間を追うごとに、文章が洗練されコンパクトになる。
それを繰り返しているうちに、娘は④に入り始めた、良い傾向。
  「おっ、良い文ができたね〜」
人に伝わる言葉にするには、人にわかりやすく説明することだよ、今日はいいこと学んだね。


あんなに、泣いて怒ってたのに・・・、納得いく文章ができ、上機嫌。

「ハイハイ、明日楽しみね〜、おやすみ・・・。」

さて、もう一度。
我が娘は、逆行しているように見えて、そうしながらたくましく成長する。
旬がやってきた!お汁は娘の大好物。





2017年4月20日木曜日

節目の縁 実母

ってなわけで、次は実母の話。

ここんとこ2年間、関節の故障や、実父の体調不良のことから、永く続けてきた太極拳もお休みしていました。
またしたい気持ちを持ちながらも、
「自分がもう復帰することはないだろう・・・」と、諦めモードでいた様子。
そんなこととは知らずに私は、「いつか、また一緒にできる日はないかな〜」と、タイミングを図って今回、
「これチャンス!」と、早速日にちを確認し、「一緒に行ってみない?」と、今度は私から母へお誘いをすることになった。
まさに、嫁いる前に贈られた、お返しのようなものだった。詳しくはこちらのブログです。
http://kommy77.blogspot.jp/2015/06/blog-post_24.html

実母としては予想していなかった展開で、まさかまた一緒に出来る日が来るなんて…と、驚きの様子。
今年は70歳をむかえ、40代から節目ごとになにか新しいことを始めていた実母。
実家が電気工事業だったこともあり、
40歳で電気工事士二種免許取得、
50歳で消防設備士など、いろいろ取得
そのうち体の健康の為に、太極拳を習い始め、60歳で太極拳初段を取得
さて、この70歳で再び新しい出発となる太極拳教室に参加することになった。


実母は膝痛を持っているがその体の不具合も、「いつも痛いところがあるものだ」と、麻痺していた。

痛いことが当たり前になってしまっている日常・・・それ、おかしくない?

本人にとっては気づかない日常を認識し、体にとって本当に必要なことを学ばなくては始まらない。

彼女にそのきっかけがやってきた。
左右対称の運動、ストレッチ、呼吸、なごやかで前向きな空間。

それによって、見えなかったことが見えてきた時、ワクワクし、今まで自分が進めなかった理由が、見え出す。
「そうか、まだまだすすめる道が、自分にあったよ〜」と気づけて、考えられる環境に出逢えたことに感謝である。膝の痛みも、和らぎだした。

そんなことが一つ起こると、不思議にあらゆる関心が湧き、前向きな考えが走りだす。

とっておきの私の本棚から、一冊のテキストを読み始めた。
ただいま、勉強中の「考え方の技術」について、

「これ、すごいね。」
「やっぱり、そう思う?」
真剣に 活字を追っていた。

・・・走りだしたら止まらない、いのしし年生まれの母、マイペースじっくり型の私と、またコンビを組むことになった。
70歳は、新しい学びが始まった記念だね。

開花待ちの、命

 

2017年4月16日日曜日

走る、若人!!

私と同じ潜在意識のメカニズムを学ぶ、仲間を紹介します。

今年二十歳、北海道で農業関係を勉強している学生さん。
彼は、自分の今までに疑問を持ちながらも、苦しい日々をどうにかしようと、もがき何かを探し求めていました。
そして、一年前にようやく、「これか!」と気づいたこの学びに、たどり着きその仲間と合流しました。
 学ぶ仲間は、老若男女世代を超えて、知り合ったものは口を揃えて、「もっと早く知っていれば・・・」といいます。
二十歳の彼でさえそう思うのですから、これは縁があって、求めるからこそなのでしょう。

自分の足で、そのペースを掴みながら、一歩ずつ成長をしているという彼の姿を応援しつつ、 多くの人が知り、それを我が子へ伝え受け継いでいく生き方を広げていきたいものです。


 彼は非常に数多くの言葉を自分にもっており、とても繊細な感覚を持っています。
 この度、ブログを始めたそうで、そのお知らせが届きましたので、彼の承諾を得て、ここに紹介をします。

 http://ameblo.jp/acacia8343

私も過去に、自分とは不必要ではないのか?
なぜ、生きているのか?
私には、何ができるのか?
生きていれば楽しいことがあるって、どういうことなのか?

と、中学生くらいから心の奥底で考えていたものでした。

でも、いつも最後には、「私は、絶対に特別な人間なのだ。だから、生きていく必要があるのだ。」
と、当時根拠のないと思われた、 顕在意識では絶対使わない、潜在意識からの不思議なセリフを繰り返していたのです。

今となっては、その生きてゆく必要を、自分そのもので感じ取り、
私のこれからをつくりあげようと、潜在意識を自分の見方にして突き進んでいる感覚があります。

昔の私から言わせれば、奇跡的・・・。


「自分とは何か?」、答えを探している人が必ずいる、
 そんな人たちは、きっと気になるはずですね。

みんな、それぞれ自分で、自分をわかる事が重要なのだから。

2017年4月13日木曜日

縁とは活きもの~実父

慌ただしい新学期も、スタートし・・・

私の年齢からいくと、自分の親世代もそろそろ自分の体の調子の不具合が、目立ってくる頃で、
そのたび心配になることもありますが、いくら歳をとっても、その気さえあれば生命力が蘇るように、生き方に潤いをもたらすことができるものなんだなと、自分の親を見て思います。

この度、両親が我が家にしばらく滞在することになり、これを機に、あれやこれやと家の改造を、お願いしています。
また、私の本棚を覗いて、取り出しては読み、今までにない経験を得ようとしているところもあるようです。

両親にいつも新しい情報を吹き込むのは、私の役目で、今までもそれがかなり影響を与えています。

今回は、実父自身の体の不調を整えるために、「自然療法」や、小食についての本、
 また、心の在り方の勉強・・と、あらゆる方向から情報が入るようで、私が持っている有力な勉強材料もかなりの内容です。

脳梗塞を経験し、精神的不安に陥り、「今更ながら、自分がこんなに、あさはかだとは知らなかった・・・」と、我が心がつくりだす病気の正体を、目の当たりに苦しんだ父親は、人生77年目にして、ようやく開かれてきた視界へ、少しずつ前向きに取り組みはじめました。

まだまだ、道のりはあるものの、その過去を知る私にとって、これは「活きた縁」が引き寄せた快挙だと思うほどです。

私自身が変われば、周りが変わってくるとはこのことで、
嫁に出てから両親が生きている間に、親孝行するにはどんな方法が一番いいのだろうか?とよく考えていました。
私は親から離れて住んでいるから、遠くにいても心配をかけないようにすることかな?
自立することを、見せることかな?と、
自分なりの答えが出てから、
「では自分の足りないものを補うには?」と最後に出会ったのが、心の在り方を具体的に勉強することでした。

足りないものを補うとは、間違って掛け違えたボタンをかけ直す作業と、そのための訓練が必要で、それには、同じ時期を永く過ごした家族にも同じことが言えます。
私一人の問題ではなくなったのです。
これを機に、このままではいけないと、働きかけたこともあり、ようやく両親は命ある間に「人生に一番大切なこと」を私をきっかけに知ることになったのです。

京セラやKDDIの創業者で、現在は日本航空の名誉会長である稲盛和夫氏は、人生をより良く生きるための、「人生の方程式」を作り上げています。

人生の結果=能力×熱意×考え方

であり、その中でも、最後に掛け合わせる「考え方」が一番重要と、説いています。
能力があっても、熱意がなければ、良い結果につながらないことはよくわかりますし、逆に能力がなくても熱意がしっかりあれば、いつしか結果に繋がるものです。
しかし、最後にかける数字が、プラス値からマイナス値まであり、
この場合、能力や熱意があっても、考え方がマイナス値であれば、逆効果を招いてしまうということです。

考え方とは、心の在り方、生きる姿勢です。
これは、一つの技術です。
技術である以上、磨きをかけなければ、レベルは上がらないのです。


こんな「奇跡」を起こせる方程式を、認識できたことは、あらゆることが思うように開かれる道を手にしたということです。

そして、そのための訓練というのは、やっぱり楽しいものでなくては・・・ね。

生きている時間、まっとうする人生に誰もが魅力を感じずにはいられないのではないでしょうか?









2017年4月2日日曜日

フレッシュな意欲

昨年、山口県から高校生交換留学体験者、数名に話を聞く機会があり、世界に 視野を広げる日本の若者を、リアルで目にした。

彼らは自分の可能性を信じて今はまだ はっきりとは見えない未来でも,
今ある自分の存在を信じて,
 その中を突き進むようにしている。

今すべきことは何なのか?今できることは何なのか?
寸分を惜しまずその時、その瞬間に集中する。ぼやぼやしている暇はない。

頑張る彼らをみて、見が引き締まり、自分も頑張ろう!と奮い立つ思いだった。

 将来の目的を持っている若者は願望がとても強い 。

 だからこそ、気持ちがはっきりと湧いて出てくる 。
自分が実現したいこと、 自分が決断し見ている 未来の世界。それが何なのかを掴みに行くために世界に出て自分の目で確かめる。それは、 勇気ある小さな一歩を踏み出す事の繰り返しなのだと言う。
足踏み気味でも、今まで自分でなんとかしなくてはいけなかった環境に置かれた経験があるせいか、「えーい、いっちゃえ!」と、自分の勇気を出すことを繰り返したそう。

例えば、前向きなまなざしを持つ人に 声をかける勇気。
決してそれは  図々しくも厚かましくもないのに、日本人ならではの変な遠慮は、世界では勘違いされ、弾かれる。

日本人は
とても繊細な感性をもち、
すばらしい生活文化に恵まれ、
武士道という精神の生まれた国。

この魅力を感じてやって来る外国人も多い。
 なぜそこに魅力を感じるのか?

日本に住んでいたら実感しにくいのかもしれないが、私達はとても素敵なセンスを持っている。
ここに確かな自信を持てば、日本でも世界でも通用するものがそれぞれの自分の奥底に潜んでいる。
 自分から出てくるもの、自分から考え出せるもの、それは取り出して形にして発信していけば、きっと世界中の人が求めているものになる。
この日本で、気づきだす人たちが、これから増えていく・・・
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2017年4月1日土曜日

想像力を自分で育てる

想像力とは、子どもに存在する能力の一つですが、大人になっても想像力というのはとても必要です。
しかし、大きくなるにつれ、子どもだった頃の感激や喜びを求めようとすると、記憶が薄れていることはさておき、子育経験から学べることはないだろうか?



子どもが想像で喜ぶときは、想像が止まらなく膨らみ、そのなかでいつまでも楽しんでいられる。
想像と現実を出入り自由にしながら。


大人の自分にも想像力を培おうと、そんな状態になるには、どうすればよいのだろう?
と考えた結果、

子どもに絵本を読み聞かせ、自分もその世界に入り、子どもと楽しみながら想像力を親子同時に、育てることだった。

 今は赤ちゃん絵本なんてのまであるから、少ない言葉から徐々にレベルをあげられる。

そのうち自分の好みの絵本の世界が、自分でわかるようになる。
子どもの好む世界
自分の好む世界

それぞれに、好きなものは違う。
あなたにはピンときて、私にはピンとこないもの。
お互いの、違いを示すものになる。

だから、絵本といえども、子どもだけのメディアではない。
大人は、いつから始めても良い、いわば灯台下暗し、想像力を育てる大切な学習法なのかもしれない。

ここんとこ、朗読が楽しいので、少々長いのですが、よろしければ私の声にお付き合いください。
出来栄えには、まだ不十分な点はありますが、少しずつ便利な機能を覚えては、練習しています。

https://youtu.be/1pDmYxB331Q


こんなに長い絵本は、読み聞かせの対象にはなりにくいかも。だけど私のお気に入りの一冊です。聞いてくれる子ども、もと子どもがたくさんいるといいな。