2015年9月18日金曜日

ツモリの感覚

歯磨きひとつとっても、ツモリの感覚に支配される。

舌で歯の表面を触ってツルツルしてるからOK !としても実は、汚れてますよ~まだまだ歯ブラシで取れる範囲ですよ、とコメントが出される、歯科の日常。

「そうは言うてもねぇ!そんなに歯ブラシばかりに時間はかけられんよ」と、いうのが本音かも!?

何分か時間さえかければ、かけた時間だけ歯はキレイになるのか?と聞かれれば、そうとも言い切れない。何故ならば、口の中の掃除をしようと思えば、それなりに知っておかなくてはならないことがある。
  相手を知ることにより、より的確な作戦がたてられるというものだ。                   
    1,歯磨きというのだから、まずは、歯から話をすると、
  • 歯は、丸い、または楕円形をしている。                         そこに歯ブラシを当てて動かしたら、まず丸みの強いところの汚れから、こそぎ落とされる。   同じ動きを繰り返しても、すでにキレイになっている部分を二重に擦ることになるため、                                             当てる位置を変えるか、                              ブラシの向きを変えないと、                                   一本の歯もまともに磨けないことになる。
2,次の口の周りの筋肉について

  • 歯ブラシを口の中に入れる際、意外とその動きを邪魔するのが、唇や舌、また口をしっかり開け過ぎると、歯ブラシの入りを邪魔する頬の筋肉。                     これらは、粘膜に入る力や緊張を緩めることで、ブラシの動きの制限がやわらぎ、操作がしやすくなる、歯ブラシを当てたい場所に持っていける。

    3,効率良く、汚れを片付けるため清掃道具の選択にも気をつけて

  • あらゆるデンタルリンス剤や歯みがき剤が売られる中、すっかりそれらの効能にお世話になりやっと綺麗になるわけではない。基本はやはり、歯の汚れに対し直接働きかける、「こする」という機械的作業。何かが当たってこすられることにより、歯の汚れは落ちるのである。                                                 こするための道具は皆さんご存知の通り。また、平切り歯ブラシの弱点を克服するかのような、ヘッドの小さい、ポイント磨き用の歯ブラシは、ポイントと言わずにメインに置き換えて歯みがきタイムを過ごすほうが、逆に時間単縮に役立つと言われている。
情報が氾濫する中にいる現代人は、自分にジャストサイズを選択するためにも、歯科医院を自分のために利用して欲しい。

まな板の上の鯉では、一番知っている自分の加減が無視されることになる。
それでいいのかと、自分に問えば実は自分は何が知りたいのか?何のために、足を運んでいるのかと、考えれば答えは自然に出てくる。

自分の歯を自分で守るための行動をより多く知って、楽しみを持って取り入れられたら、歯みがきもちょっと違う感覚になるのかな・・・。

念入りに磨いたあとの爽快感、たくさんの人に知ってほしい。

あれっ、と思ったことは思い留めておかなくては、どんどん流れていく。


さて、   
あらゆる場面に置き換えても同じだが、


自分にとって出来ていなくて気になっていることは、誰にでもある。
できていなくて、何とかしたいから、出来るようになる情報が目の前にやってくる。

だがその情報のみ、その時だけ見聞きして、あとは実行になかなか移れずまたは続かず、放おっておくと、「放ったらかしが平気な感覚」になる。

放ったらかしたまま、「ツモりの感覚」になれば、大変な落とし穴になることもある。
簡単な歯ブラシの話から、日常に当てはめて、
自分から大切だと引き寄せておいて、実行または成就に届かないでいることはないか?

自分自身に焦点を当ててみる。










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