2017年3月20日月曜日

祝辞

ようやく、心も体も春の準備がはじまり、出会いと別れ、入れ替わりの時期を迎える。

人や物、それまで関わってきたきたことなど、あらゆることを含むなら、何も起こらない日はない。

芽吹きの時期を待っている草花を見ると、自分もこれからどういう未来を切り開くかは、小さな「今」の連続の先にあることを 感じる。

自然は、いつもとどまることはないし、私達も同じくとどまってはいない。


目先にとらわれてしまいやすい日常から、自分のために新しい風を吹き入ようとする気持ち、前進の用意をする人たち。

自分こそ、自立してはじめて、思い描いた人生が始められる。

自分の生き方は、自分で決める。
決めていいんだよ。
自分のことを、誰が一番わかっている?
それも、自分なんだよ。

自分のいいところも、良くないところも、自分が一番知っている。
だから、本当に望んでいることを、自分で探る意識を持てることが 、自分にとって最高の働きかけであり、最高のプレゼントをする自分なのである。

今、持っていない意識は、「育てれば良い」ということを理解すれば、いつから始めてもいい。

「やさしく」
「正しく」
「強く」

小学校の体育館に、この文字が飾られている。
素晴らしい言葉を、知っている。
なら、そうなれる意識を持てるよう、自分に働きかける意識を持てばいいんだよ。わかるかな?


こんな大切な文字を見ながら、どうすればよいのか人や自分に聞きながら、子どもたちは大きくなって、巣立っていく。

校長先生は、吉田松陰の言葉を卒業生に送られた。
ちゃんとした心を持っていたら、チャンスは広がるんだよ。
賢人の言葉、心にとても響いた。

卒業、おめでとうございます。

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