父は、我が子がかわいくて仕方がない。
だからこそ、教えておくべき事は,
事あるごとに時間をさいて話す。
家族で休日を共にするときは年に数回だが、大抵ドライブを兼ねて出掛ける、道中は普段話す事が少ない父が考える、「考え方の技術」なるものを伝授する時間である。
情けを掛けられて助かるより、情けを掛けられて情けない、もっと向上すべき事がある、常に上を目指す姿勢が大切なのだと、例を交えながら。
息子は、ひたすら相槌をうつ。
父は、あらゆる思いを含めて語る、もしかしてもうすでに超えている域に、来とるかもな・・・?なんていいながら、
子どもに対する父親像とはどんなものなのか?
それが、自分に無いためか
わが子のために模索しながら考えている父親。
自分の過去の中学時代と、今のわが子と重なる。
あの時、どうだっただろう?
「次は、こうする。」
息子の決めた答えに、父はこたえた。
「おう、お父ちゃんは、若人にかける!」
愛と自由は両立する。
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