2015年8月24日月曜日

競争意識

小学生も終わりのころのある女子との会話。
     
      「夏休み楽しんでる?」から始まり、進学の話に・・・
女子「中学で一緒になる、あの小学校って賢いん?」
私 「んー、いろんな子がおるんじゃない?」
女子「だってね〜、聞いたら漢字テストの点数高かったよ〜うちの学校の人、
    ひと桁の点数の人おるもん。」
私 「点数ありゃ賢いとは限らんで〜、そんなに点数って気になるん?」
女子「うん。」

っとまあ、今の段階で「中間テスト!」という、キーワードも気になるらしいです。上の兄弟がいる関係も影響しているかもしれません。

また、「良い点をとっても、次の学校で点が取れる子に負けて、順位が下がる、頑張って点を稼いだとしても、次の学校に進学すれば・・・・、運動も一緒よね?」と。

女子・・・よくわかってるじゃないか〜

活発で明るい女子、バイタリティーあふれるこの時期に、そこで悩んでしまっては、
本当にもったいない。
利口な子どもたちに私達は何をアドバイスできるのでしょう。

点数化されるしかないものさしを、当たり前に受ける子どもたち、点数で並ぶなら、1点でも多い方が前に来る、一喜一憂しながら、そこから育つ判断基準とは、何が生まれるのか?

人は、それで判断されて良いのだろうか?



点数や成績を基準に上を目指し、必ず頭打ちがやってくる時がある。「目指す目標」としてならまだしも、数少ない限られた席に座ろうとすると、椅子取りゲーム状態になる。
真に養うべきものを間違えれば、人を見下す気持ちだって湧いてくる。
うまく行かない自分を責める
人の目も気になる
絶望感も感じるのかもしれない

人の思考パターンや、そのパターンからの行動の出かたは、その人の履歴となって蓄積される。
過去の履歴が今にどう影響を与えているかは、40代となれば、ふむふむいろいろと、やらかしてきたものだ。
その経験から、修正が必要なものもあれば、持ったほうがいい考え方もある。
子育てをするという事は、もう一度原点に帰って、何が人にとって必要かを考え直すきっかけかもしれない。
すぐそばに、今育っている若い芽が、あるのだから。

誰でも、いつからでも、はじめて良いと思う。


学ぶ時代には、学び方をマスターしてほしい。
マイナス思考で、学んでもそりゃ楽しくない。

最終的に「なんだって、やる気になったらできる」という算段を持てたらいいと思う。

これは、大人になっても必要な考え方だから。
やる気と研究心があると、その先がなかなか楽しいものです。


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